二人にとって大切な思い出になるハネムーン。一生に一度のことだから後悔したくない!と思うのは当然のこと。でもハネムーンは初めて、って人がほとんどですよね。
普段、個人旅行に出かける場合、行き先を決めるときにどんな風に決めていますか?
「最近、メディアで話題の行き先だから」、「インスタやガイドブックでみた景色がとてもきれいだったから!」、「友人から誘われて」、「安くてお得なパッケージツアーを見つけたから」などなど・・・。個人旅行であれば、どんな理由であれ、行き先に迷った(決められない)ということはないはず。
ところが、二人で行きたいところ。新婚旅行にふさわしいところとなるとどうでしょうか?意外に悩むのではないでしょうか。
『彼は街歩きが好き』でも私はビーチリゾートでのんびりしたい。『彼は歴史好き』でも私はあんまり・・・。というカップルもいることでしょう。愛し合う二人ならどんなところにいってもきっと楽しいはず!とはいえ、やっぱり素敵な思い出や特別な体験もしたい。そんな悩めるお二人のために、ハネムーンに人気の行き先やおススメしたい過ごし方を編集部がばっちり伝授しちゃいますよ!
過去5年間、最も人気を集めた新婚旅行の行き先は?
【ハネムーンS】を通じて、旅行会社にオリジナルプランを相談した利用者さんの要望を編集部が調査。過去5年間で最も人気を集めたハネムーン行き先トップ10は以下の通りです。
第2位 モルディブ
第3位 イタリア
第4位 オーストラリア
第5位 ヨーロッパ周遊
第6位 スペイン
第7位 タヒチ
第8位 フランス
第9位 沖縄
第10位 ニューカレドニア
中でもハワイへのハネムーン希望は、過去5年間で全体の約3割強を占め、圧倒的な強さを誇ります。その他、沖縄を含め、ビーチリゾートを行き先に希望している人は全体の5.6割、オーストラリアのハミルトン島やゴールドコーストを含めれば、約6割はビーチリゾート志向ということになります。
これは、過去2014年と2017年で調査した結果をみても、この傾向は変わっていません。新婚旅行は“まったり過ごしたい”派が主流で、あわただしく過ごすよりも、2人の時間をゆっくり味わいたいという傾向の現れ、ということだと思います。
ハネムーントレンドニュース2018「いま注目のハネムーンとは?」
ハネムーントレンドニュース2017「いま注目のハネムーンとは?」
ハネムーントレンドニュース2014「いま注目のハネムーンとは?」
新婚旅行人気の行き先トップ10、みんなが惹かれる人気のポイント
ハワイハネムーン、どこが人気?
ポイントは3つ。(1)海外旅行初心者でも安心して楽しめる、(2)シーズンを選ばない、(3)まったり派からアクティブ派まで過ごし方のバリエーションが豊富なところでしょうか。
ワイキキ周辺なら日本語が通じるところもあり、和食レストランもたくさん。ショッピングは便利だし、ビーチに飽きたら、観光・アクティビティと自由自在です。ディズニー・リゾートもあるので、テーマパーク好きにはさらに魅力的ですよね!ウエディングと合わせて訪れる人も多いので今後もこの傾向は変わらないといえるでしょう。
モルディブハネムーン、どこが人気?
続いてモルディブへのハネムーン希望は全体の約1.7割。ハワイに比べ、グンと予算アップするものの、やはり、ハネムーナーにとっては憧れのビーチリゾートといえそうです。
(1)世界一美しいといわれる海
(2)プライベート感はんぱない水上コテージ(ヴィラ)泊
(3)ロマンティックなサンドバンクディナー
といった新婚旅行ならではの「特別感」をたっぷり体験できるところでしょうか。
リゾートによっては、日本語対応可能なところもあります。食事事情もオールインクルーシブプランがあるので、お財布を気にすることなくらくちん。メニューも多国籍料理のところがほとんどなので、飽きずに楽しめます。ショッピングや観光もちょっと楽しみたいカップルには、ドバイやシンガポール、スリランカ経由にするなど、工夫できます。世界一美しい海を背景に、フォトウエディングもいいですね!
イタリアハネムーン、どこが人気?
ヨーロッパでは他国を圧倒する人気を誇るのが第3位のイタリア。ヨーロッパ周遊ハネムーンを希望する方も、イタリアには必ず行きたい!という要望が多数ありました。また、イタリアのみ、複数の都市を周遊したいという要望も多いのが特徴です。
(1)世界遺産がたくさん!見どころ満載
(2)おいしくてリーズナブルなイタリアグルメ
(3)フォトジェニックなスポットだらけ
ローマやフィレンツェ、ヴェネツィア、アマルフィなど、街歩きからビーチリゾートまで、どことん楽しめるところがやはり人気のポイントなのでしょう。
言葉にちょっと不安があっても、基本、親切で人懐っこいラテン気質。海外初心者さんでも意外と楽しめてしまうのでは?本場のサッカー観戦を楽しみたいという要望も多数。ハワイと並んで、あらゆる過ごし方の要望に応えられるイタリアは、今後も高い人気を誇りそうですね。
オーストラリアハネムーン、どこが人気?
大自然派、動物好きのカップルに大変魅力的な国がオーストラリア。移動時間はそれなりにかかりますが、時差が2時間程度なので、意外と楽チン。日本とは季節が反対なので、寒い時期にでかければ暖かく過ごせます。
(1)珍しい動物との触れ合いが楽しめる
(2)世界一のサンゴ礁、グレートバリアリーフ
(3)広大な大地とパワースポットに癒される
世界クラスのビーチリゾートから、エアーズロックに代表されるような荒々しい自然の驚異に触れることもでき、固有の珍しい動物もたくさんいるので、滞在中飽きるということはありません。
エアーズロックは2019年から登山禁止になりますが、リゾートでは星空の下で最高にロマンティックなディナーが楽しめるオプショナルツアー「サウンド オブ サイレンス」が大人気。ラクダに乗って砂漠を歩く、キャメルツアーもおススメです。
ヨーロッパ周遊ハネムーン、どこが人気?
そして第5位にランクインしたのが、ヨーロッパの国々を2か国以上周遊するハネムーン。立ち寄り先の国はイタリア、スペイン、フランスが人気のトップスリーですが、プラス、立ち寄り先で希望が多いのがギリシャ、ドイツ、クロアチアなどになります。
(1)いろんな国の有名スポットをダイジェストに楽しめる
(2)滞在する国が変わるので飽きない
(3)フォトジェニックなところがいっぱい!
といったところでしょうか?
せっかく時間をかけてヨーロッパまで行くなら、いろんな国を回りたい。イタリアならヴェネツィアでゴンドラに乗る、フランスでモンサンミシェルを訪れる、バルセロナでガウディ建築を見るなどの要望が多いのも特徴です。
世界遺産も多く、古い町並みがそのまま残るヨーロッパの国々。ウエディングフォトやフォトツアーが人気で、一生に一度のフォトジェニックな1枚を残したい。そんな2人にとってぴったりな行き先かもしれません。
スペインハネムーン、どこが人気?
ヨーロッパの国で2番目に行きたい国がスペイン。
(1)芸術やアートを楽しめる
(2)バル巡りやタブラオ、クラブなどナイトライフが充実
(3)ビーチリゾートがあるのが魅力
特にガウディのユニークな建築物やアンダルシアの白い村、フラメンコ、サッカー、ショッピングと楽しみ方がいっぱい。中でも古い修道院や古城を改装したパラドールは、ちょっと不便なところにありますが、新婚旅行らしい特別な滞在が楽しめるのでおススメです。
ビーチリゾートならバルセロナ、コスタ・ブラバ、マヨルカ島、イビサ島に足を延ばしてもいいですね。マヨルカ島はヨーロッパのハワイともいわれ、スペイン王室がヴァカンスに訪れる島としても有名です。イビサ島は島全体が世界遺産。クラブ好きにはたまらないバカンス地になっています。
もちろん、サッカーファンにとってもスペインは魅力たっぷり!スポーツバルに足を運んで、地元っ子と一緒に盛り上がるのもおススメですよ。
タヒチハネムーン、どこが人気?
欧米人からも憧れのビーチリゾートであるタヒチ。
(1)ゴーギャンが愛した最後の楽園、美しい海と自然
(2)ハネムーンらしい滞在、水上コテージ(ヴィラ)
(3)フレンチスタイルの洗練されたリゾートライフ
新婚旅行にふさわしい、最高のシチュエーションがそろっています。
直行便が週2往復のため、ハネムーンプランは6日間もしくは8日間(もしくはそれ以上)に限定されます。また、ボラボラ島は日本人ハネムーナーから圧倒的な人気。水上コテージ(ヴィラ)泊は、特に人気のプランで予約が取りにくいことで有名です。ラグジュアリーな滞在が基本になるため、予算設定は余裕をもって考える必要があります。
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フランスハネムーン、どこが人気?
ファッションと美食の街、パリ。そして、荘厳な雰囲気で奇跡の景観を見せる、モンサンミシェル。フランスと聞くとまず最初に思い浮かべる場所なのではないでしょうか?
(1)世界遺産や古城めぐり
(2)美食やワインを堪能
(3)芸術やアートに触れる
そして、新婚旅行に特に人気なのが、南フランス。紺碧の空と海が広がるコート・ダジュールには、カンヌ、ニースと高級リゾートが広がります。ラベンダー畑が広がるプロバンス地方、シーフードがおいしいマルセイユの街など、パリとは違ったおおらかなフランスの魅力を感じられることでしょう。少し足を延ばしてモナコやコルシカ島へもぜひ!
沖縄ハネムーン、どこが人気?
いわずと知れた日本を代表するビーチリゾートといえばやっぱり沖縄!リゾート・ウエディングにも大人気。海外が苦手・・・というカップルにとっては救世主的な行き先といえます。
(1)きれいな海と自然が豊か
(2)日本語が通じる安心感!
(3)食事・ショッピング・観光と飽きない
さらに、妊娠中や子連れハネムーンという人にとって、安心して楽しめる旅行先になっています。
現在、沖縄ではラグジュアリーなホテルが続々オープン。ハネムーンらしい特別感のある滞在が楽しめるようになってきました。また、少し長めの滞在が可能な新婚旅行ということで、宮古島や石垣島などの離島を組み合わせた周遊プランが特に人気です。
ニューカレドニアハネムーン、どこが人気?
南太平洋のビーチリゾートに行きたいけど、旅行日数が長くとれない。タヒチは無理でもニューカレドニアなら行けそう!
(1)フレンチスタイルの洗練されたリゾート
(2)天国に一番近い島といわれる美しさ
(3)水上コテージ(ヴィラ)のある島もある
ということで人気になっています。ニューカレドニアまで9時間程度で付き、時差は2時間。ハワイに比べると、移動の負担が少ないのでおススメです。
ハネムーナー憧れの水上コテージがあるのはメトル島。日本とは季節が逆なので、寒い時期に行けば、まさに天国のような滞在が楽しめます。南洋杉が立ち並ぶ南太平洋の宝石箱、イル・デ・パン島、海洋生物の宝庫といわれるカナール島、南太平洋の秘境といわれるマレ島など、バラエティ豊かな滞在先がそろっているので、ぜひ、検討してみては?
過ごし方のイメージで決めよう!ハネムーンの行き先
人気のある国にするのもいいですが、もう一つ忘れてはいけない視点は、「どんな旅にしたい」のかということ。旅先でやりたいこと(経験したいこと)、過ごし方のイメージ(まったりかアクティブにか)がはっきりしないと「なんとなく新婚旅行にいきました」になってします。
たとえば、ハネムーンに人気がある行き先をざっくりと分析してみるとこんな感じ。
モルディブやタヒチのように島にあるリゾート滞在が基本の行き先は、ショッピングや観光に出歩くというよりは、滞在そのものを楽しむという感じ。気が向いたら、リゾートのアクティビティに参加してということになります。
一方、ハワイは、のんびりするのも、アクティブに過ごすのも自由自在!それゆえ、不動の人気No.1をキープし続けているのでしょうね。
ヨーロッパは街歩きが中心になるので、アクティブ派にはおススメですが、もちろん、1都市にじっくり滞在やリゾート滞在も選べるので、過ごし方に合わせた選択肢は豊富です。
新婚旅行ならではの「行き先」選び、3つのポイント!
もちろん、愛する2人一緒に過ごせればいい!という意見もあるでしょうが・・・。最初で最後の新婚旅行。ぜひ、生涯忘れられない素敵なものにしてほしいものです。そこで、編集部は「行き先」選びとして、以下の3つのポイントを提案したいと思います!
1.普段いけない場所に行く
2.思い切りロマンティックに過ごせるところに行く
3.特別な体験ができるところに行く
1.普段いけない場所に行く
仕事が忙しい、共働きなどの場合、なかなかお休みを合わせて長く休むのは難しいですよね。でも、ハネムーンなら大目に見てもらえるはず。最低でも1週間、できれば、思い切って10日間ぐらいはお休みをもらってもいいのでは?
先輩ハネムーナーの例を調べてみると、ハワイやモルディブが6日間~7日間の旅行日数が平均的ですが、ヨーロッパの国々になると7日間~8日間。さらに周遊の場合は、9日間~10日間としっかり日程を抑えて、じっくりまわる傾向にあります。
また、普段気軽に行けるところならこの先もチャンスがあります。例えば、ハワイやグアム、沖縄、オーストラリアなどは家族が増えても十分楽しめる行き先。ビーチリゾートならモルディブ、タヒチ、カンクン(カリブ海)、セイシェル、モーリシャスなど。子連れだと行きにくいイタリア、フランス、スペインなどのヨーロッパの国々を選ぶ。
また、思い切って、フライト時間が長い南米(ペルー、チリ、ボリビアなど)やアフリカに行くというのもいいですね。マチュピチュやウユニ塩湖、イースター島など、世界の絶景や秘境なども人気がありますよ!
2.思い切りロマンティックに過ごせるところに行く
個人旅行ではあまりないリクエストとして、水上コテージ(ヴィラ)に泊まりたい!というのがあります。海の上に立つ、プライベートなヴィラで二人きりは最高にロマンティックな過ごし方です。
「コテージの床がガラス張りで、部屋にいながらきれいな海やサンゴ、お魚が見えるとこ」
「コテージから直接、海へエントリーできる(シュノーケーリングできる)」
「コテージのテラスで朝食を食べる」などなど・・・まさに夢のようなひと時が過ごせるのが魅力。
水上コテージに泊まりたい派にとって憧れの行き先はモルディブ、タヒチ。限定はされますが、ニューカレドニアやパラオ、エルニド(フィリピン)、ランカウイ島(マレーシア)にも水上コテージのあるリゾートがあります。予算や旅行日数に合わせてこの国にするか決めるといいでしょう。
そして、海の上ではありませんが、二人っきりが味わえるのがプライベート・ヴィラ。特に有名なのがバリ島(インドネシア)です。しかも、アジアリゾートなので、物価が安く、ハワイに比べると同じ予算をかけて、ラグジュアリーな滞在が楽しめるのがポイント。
ヴィラによっては、プール付きのところもあり、二人でスパやマッサージを一緒に受けられるところも多く、新婚旅行の甘いひとときを満喫できますよ。
ビーチリゾートの場合なら、海の見えるお部屋、フロア階数が高いところ、ホスピタリティのいいところを基準に選ぶのが〇。特にハワイはホテル選びだけではなく、お部屋へのこだわりもロマンティックに過ごすポイントといえそう。
3.特別な体験ができるところに行く
ひたすらまったり、ひたすら観光やアクティビティ・・・。それもいいのですが、何か一つ、ハネムーンならではの特別な体験をプランに盛り込みましょう。
例えば、ビーチリゾートなら、2人だけのサンドバンクディナーやウエディングフォト、スパ、クルージングなど。ヨーロッパなら、ワイナリー巡りやオペラやバレエの鑑賞、星付きレストランでの食事、ガイドブックに載らないような街を訪ねるなどなど。
子どもが生まれたりすると、同じ行き先を旅しても、新婚時代のような体験はなかなかできません。
旅行時期によっては、現地で開催されるイベントや季節限定のアクティビティを楽しむというのもおススメ。ドイツならオクトーバフェストやクリスマスマーケット、スペインの牛追い祭りやトマト祭り、ヴェネチアのカーニバル、北欧やアラスカ、カナダならオーロラウォッチング・・・。まさに一期一会の瞬間を二人で楽しんでみては?
編集部が大胆予想!?これから注目を集めそうなハネムーンの行き先
ここ数年でぐっと注目を集めている行き先はどこでしょう?テロ事件など海外の情勢が刻々と変化している中、ハネムーンの行き先も少しずつ変化の兆しが感じられます。
個人旅行でも、最近は定番の行き先以外の国、ポルトガルやチェコ、スイス、ブルガリア、ルーマニアなど、普段はパッケージツアーにのらないような国々が増えていますよね。
そこで、みんなから要望がほとんどないけど、行ってみたら絶対に楽しい(はず)!という行き先を編集部が勝手にチョイスしてみました。
1.イギリス/スコットランドへハネムーン
2.オランダへハネムーン
3.ベトナム(ダナン・ニャチャン)へハネムーン
1.イギリス/スコットランドへハネムーン
年に数人は、新婚旅行にイギリスに行きたいという要望がありますが、正直、少数派です。確かにイギリスのイメージって「食事がまずい」、「物価が高い」、「天気が悪い」・・・という感じでしょうか?
でも意外に日本人って、イギリスのものが好きですよね。音楽やロイヤルファミリー、ガーデニング、ウェッジウッド、アフタヌーンティ、ピーター・ラビット、ハリー・ポッターなどなど。ネス湖のネッシーやストーン・ヘンジなんていうのもありました。
イングランド(イギリス)とウェールズ、スコットランド、北アイルランドは別々の自治権を持ち、4つの国を総称して呼ぶときはUnited Kingdom(UK=グレート・ブリテン及び北部アイルランド連合)を使います。サッカー好きならおなじみですよね。
EUからの脱退やテロ事件などで揺れるロンドンですが、モネやゴッホ、セザンヌなど有名な絵画が無料で見ることができるナショナルギャラリー、故ダイアナ妃が結婚式を挙げたセントポール大聖堂、世界一美しい跳ね橋タワーブリッジ、様々な歴史の舞台となったロンドン塔、大英博物館、バッキンガム宮殿などなど。一度は訪れてみたい名所がたくさんあります。
ハリー・ポッターやシャーロック・ホームズの映画ロケ地を回るオプショナルツアーなど、ファンにはたまらないアクティビティも充実。食事がまずいと言われるイギリスですが、ロンドン最古のバラ・マーケットでは、各国の屋台がひしめき合い、意外に食事情も充実しています。
最近、アメリカのドラマ「アウトランダー」で一躍注目を集めたスコットランドや、英国で最も美しい村といわれる湖水地方(コッツウォルズ)へ足を延ばしてみてもいいですし、マナーハウス宿泊も特別感があっていいですね。
パリからロンドンへは日帰りも可能。イギリスハネムーン現地特派員ブログを参考にヨーロッパ周遊先のひとつとして、ぜひ検討してみては?
2.オランダへハネムーン
日本人が思うオランダのイメージは「キューケンホフのチューリップ」、「キンデルダイクの風車」、「アムステルダムの運河」でしょうか?レンブラントやフェルメール、ゴッホなど、オランダを代表する画家もおなじみですね。
うさ子ちゃんでおなじみのミッフィーを生み出した作家、ディック・ブルーナさんもオランダの人。彼の出身地であるユトレヒトには、ミッフィー博物館「ディック・ブルーナ・ハウス」があります。さらに看板や信号機、ごみ箱まで、街のあちこちにはミッフィーがいっぱい!ファンならぜひ訪れてみたい街です。
北のヴェネチアといわれる美しいアムステルダムの運河は、2010年に世界遺産に登録。キンデルダイクの風車と並び、かわいらしくてフォトジェニックな景色がいっぱいあります。またオランダはユニークな建築物もたくさん。眺めているだけでも楽しめます。
隣国のベルギーやドイツの良いところを取り入れたオランダ料理もおススメ。そういえば、ハイネケンはオランダのビールでしたね!
他の国におされていまいち注目されていないオランダですが、他の人と違うところへ行きた!というカップルにはおススメの立ち寄り先ですよ。ドイツやフランス、イギリス、デンマークなど、近隣の国々と合わせて周遊するのはいかがでしょうか?
3.ベトナム(ダナン・ニャチャン)へハネムーン
ヨーロッパはちょっと遠いし、予算的にも・・・というカップルにおススメなのがベトナム。最近では、高級リゾートとして発展著しいダナンやニャチャンが注目されています。
タイやバリ島など、アジアを代表するビーチリゾートに負けない美しいビーチとおしゃれなホテル、カフェなどが立ち並び、欧米人の観光客から大人気。日本から近く6時間前後)、時差が2時間程度なこと、ハワイなどに比べると物価が安いので、ぜひ、検討してほしい行き先です。
ダナンはベトナムの中部にあり、世界遺産に登録された古都、ホイアンやフエへの玄関口にもなっています。現在、ビーチエリアとリバーサイドに高級ホテルが続々オープン。港町ということもあり、新鮮なシーフード料理が食べられます。
ペニンシュラやハイアットリージェンシーなど有名なホテルの他、バリ島のようにプライベートヴィラのリゾートもあり!「フュージョンマイアダナン」は、全室ヴィラタイプで、スパトリートメントが宿泊費に含まれています。
さらにニャチャンは世界で最も美しい湾を持つといわれる高級ビーチリゾート。ベトナム中南部に位置し、真っ白な砂浜、透明度の高い海、沖合に浮かぶ大小の島々など、まったり派も大満足のロケーションです。
欧米人の観光客が多いので、カフェやレストラン、バーが充実。温泉好きなら泥温泉がある「アイリゾート」や「タップバーホットスプリング」まで足を運んでもいいですね。
いかがでしたでしょうか?行き先にまだ迷っているという場合は、「こんな行き先も検討中」とコメントをいれておけば、ハネムーン・コンシェルジュが予算や日程などに合わせて提案してくれますよ。ぜひ、気軽に相談してみてくださいね。
おまけ!最近のハネムーン事情は大きく変化している!!
最近では、入籍や結婚式、新生活のスタートとあわただしい時期を避け、新婚旅行にでかけるというカップルが増えているようです。
【リクルート ブライダル総研2017年調べ】によると、結婚式を挙げた後のカップル、8割以上が新婚旅行を予定しており、すでに申し込み済が74.3%と回答。その実施時期について、2010年と比較し、最も変化が著しかったのは「結婚式後の1か月~3か月未満」で実施すると回答したカップル(25.6%)が4.9ポイントも増加したことです。
2010年で最も多かった実施時期は「結婚式の翌日~1か月未満(42.9%)」でしたが、今回の調査では30.2%と12.7ポイントも減少。
さらに、結婚式の前にというカップルは約2倍に。また、海外ウエディングやリゾートウエディングの後、そのまま新婚旅行へというカップルは約1割。こちらも2.8ポイント増加していました。
結婚式や新生活の準備に追われ、二人でゆっくり検討する時間がないまま、お手軽なパッケージツアーで済ませちゃおう・・・というのでは寂しすぎます。一緒に生活をスタートさせてから、じっくり時間をかけて最高のプランを練り上げる。ぜひ、ハネムーンSで、二人のこだわりが詰まったオリジナルプランでおでかけくださいね!