世界各国から最新トレンドが集まるイタリア・ミラノ。ハネムーンでミラノにも立ち寄りたいとお考えのカップルにおすすめのホテルをご紹介しましょう。
そのホテルは、レプッブリカ広場(共和国広場)周辺で、ひときわ存在感を放つ老舗の5つ星「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」です。
欧米に9軒のラグジュアリーホテルを展開しているドーチェスター・コレクションホテルの一つであり、ロケーションの素晴らしさ、極上のサービスなどへのこだわりに定評があります。
ローマにも同じ系列の「ホテル・エデン」があり、世界各国のセレブが愛用するホテルとして知られています。もちろん「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」も同様に、ミラノセレブ御用達として人気!
今回は、ヨーロッパで宮殿に滞在するかのような贅沢さを味わえる「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」をご紹介しましょう。
「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」はどこにある?アクセスは?
ミラノ地下鉄「レプッブリカ駅」から徒歩圏内。駅から100mほど離れたミラノレプッブリカ広場(共和国広場)近くにあります。また、ミラノへのメイン玄関口である「ミラノ中央駅」からも徒歩約5分というアクセス良好な場所に位置しています。
ミラノ周辺の空港3ヶ所からのアクセスも便利。リナーテ空港(ヨーロッパ線、国内線)から車で20分。マルペンサ国際空港、及びオーリオ・アル・セーリオ空港(ベルガモの近く)からは車で45分で到着します。
ドゥオモなど、観光地からは少し離れていますが、15分間隔で中心地へのシャトルサービスがあり不便は感じません。
「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」ではどんな滞在ができる?
1927年創業、独特のイタリア様式のたたずまいが特長のホテルです。
漂う気品、変わらない伝統を感じられるのがクラシカルホテルの魅力的なところ。有名人やセレブも多く訪れています。
2003年ブルネイ投資庁が所有する都市のランドマーク的最高級ホテルコレクションの「ドーチェスター」に仲間入り。
ネオクラシック建築の見本といえる建物は2007年にリニューアルされ、見事に生まれ変わりました。ヴェネチア映画祭で金獅子賞に輝いたソフィア・コッポラ監督の映画「サムウェア(SOMEWHERE)」のロケにも使われ、注目度がさらにアップしています。
余談ですが、平成5年には平成天皇・皇后陛下もお泊りになったそうですよ。
ホテル客室はどの部屋もラグジュアリー感のあるクラシックなデザイン
最もリーズナブルなクラシック・プレミアムルーム(1泊270ユーロ・約34,000円前後)から、ハイエンドのプレジデンシャルスイート(1泊14,500ユーロ・約18万1千円前後)まで11タイプの客室がある「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」。
ソフィア・コッポラ監督の映画「サムウェア(SOMEWHERE)」に使われたのは、プライベートプールまである500㎡のプレジデンシャルスイートです。
さらに、あのデヴィッド・ベッカムがACミランに移籍中、我が家として使っていたといわれるのが120㎡あるロイヤルスイート。
客室は44室のスイートルームを含む301室。どの部屋もきめ細かく設計されていて、ミラノならではの高級感を感じられます。
バスルームは、スイートだけでなく通常の客室も贅沢な大理石製のバスルーム。
アメニティはイタリアを代表するフレグランスブランドACQUA DI PARMA(アクア・ディ・パルマ)のものが無料で用意されています。天然香料のみを用いているので、合成香料のような香りにしつこさやキツさはありません。
重厚でクラシックな調度品は、部屋以外の廊下やちょっとしたスペースにもあしらわれていて、どの場所にいても格式ある雰囲気が漂っています。
ハネムーンにおすすめは「アンバサダー・スイート(Ambassador Suite)」
ゆったりとした滞在と贅沢さを味える「アンバサダー・スイート」は、広さは60㎡でキングサイズもしくはツインベッド。お部屋の窓からはレプッブリカ広場が見渡せます。1泊あたり595ユーロ(約75,000円前後)。
1920年代の華やかなアールデコスタイルのインテリアと、清潔感あれる真っ白な大理石のバスルーム。
スパークリングワインとフルーツバスケット、チョコレート、ミネラルウォーターで出迎えてくれます。
予算を少し抑えるなら「モザイクルーム」
明るく華やかなインテリアの「モザイクルーム」は広さ38㎡でクリーンサイズベッド。イタリア風のエレガントな装飾や高級デザイナーリネンが印象的なお部屋です。1泊あたり374ユーロ(約47,000円前後)とリーズナブル。
大理石のバスルームに、ACQUA DI PARMA(アクア・ディ・パルマ)のイエローカラーが映えます。
お部屋のカテゴリーはいろいろですが、19世紀のデザインスタイルと現代的なモダンさ・快適さも取り入れた至福の滞在が楽しめますよ。
正統派クラシカルホテルの重厚感と高級感が感じられる食事スペース
ミラノきっての待ち合わせスポットといわれる「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」。女優のソフィア・ローレン、ロック歌手のコートニー・ラヴ、俳優のベン・アフレックなども訪れるといわれています。
少し古めかしいイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはヨーロッパの歴史の重み。日本では味わえない雰囲気があります。ホテルのレストランやラウンジをご紹介しましょう。
ロビーラウンジ「IL SALOTTO(イル・サロット)」
「自由の女神」の修復を監修した、フランス人建築家のティエリー・デスポンが手掛けたロビーラウンジ。宮殿を感じさせるホテルのエントランスにあり、地元セレブやゲストの大切な待ち合わせ場所として利用されています。
イタリア製の豪華な家具や有名な芸術家の古典絵画、ムラーノガラス製の特注シャンデリアなどに囲まれて、食前酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。
「ACANTO RESTAURANT(アカント レストラン)」
本格イタリアレストランが味わえる「アカント」。レストランのベランダから見えるイタリア式庭園には、18世紀の噴水が涼しげな水音を立てています。
日中は自然光、夕方は庭園のライトアップで店内の雰囲気が変わります。優雅な雰囲気のなか、繊細で革新的な調理法でこれまでにない料理を楽しめます。
「PRINCIPE BAR(プリンチペ バー)」
クリスタルガラスの彫刻がライトで演出され、バーそのものが一つの芸術作品とも言えるほど。
店内の中心にあるグランドピアノを囲むようにテーブルが配置されていて、ドラマチックな雰囲気を演出した特別席もあります。この特別席で「カクテルで乾杯!」もハネムーンの特別な思い出にいいですね。午後6時から深夜まで営業で、食事前のアペリティフに立ち寄るのもおすすめです。
優雅に疲れを解きほぐしてもらえるスパ
ホテルの最上階へ上がるとプール付きのフィットネス&ウェルネスセンター「クラブ10(CLUB 10 FITNESS & BEAWTY CENTER)」があります。ミラノの街を一望できる屋上テラスが特長です。
最新機器のフィットネスセンター、ジャグジー、サウナ、スチームバス、5室のマッサージルーム。そして大理石製のシャワールーム付きの更衣室が完備されています。
マッサージルームではボディケアやフェイシャル、ネイルケアも可能。時差ボケ解消に2人でトリートメントを受けることもできます。
「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」をハネムーンにおすすめする理由
今までイタリアに訪れたことがあっても、ミラノは初めてという人も多いのではないでしょうか。ファッション、芸術、サッカーと魅力的な体験が出来る場所ですよね。
そんなミラノにハネムーンで訪れた時はぜひ「ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア」を滞在先に選んでみては?
長い歴史と共に歩んできたホテル。これから始まるお二人の歴史に、いつまでも記憶に残る体験になることでしょう。
<Information> ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア HOTEL PRINCIPE DI SAVOIA
ホームぺージ
住所:Piazza Della Repubblica 17, Milan, Italy
電話番号: +39 02 62301
最寄りの駅:ミラノ地下鉄「レプッブリカ駅」から徒歩約2分