フィンランドの北西部にあるケミという港町。ボスニア湾岸にあり、スウェーデンとの国境のすぐ近くにあります。ケミの名物といえば凍ったボスニア湾を航行する「砕氷船サンポ号」と雪の城「ルミリンナ」。
「砕氷船サンポ号」は、1987年までボスニア湾で冬季、船が航行できるようにするため、氷を砕くために運行されてきました。その後は、観光用のアトラクションとして使われています。このツアーのメインイベントは特殊なドライスーツを着て、氷の海で泳ぐこと!凍てついた海水にぷかぷか浮かぶ体験は、思ったよりも楽しく、とても盛り上がります。
機関室や船長の操縦室を見学することもできるので、船好きにはたまらない体験ですね!
雪の城「ルミリンナ」は、冬の間だけ作られます。毎年、違ったコンセプトとデザインで、レストラン、チャペル、ホテルなど、全て雪と氷でつくられるというもの。チャペルでは結婚式などのイベントも可能だそうですよ!
北欧旅行のエキスパート「アリスツアー」のコンシェルジュ、井田 洋さんに、北の最果ての地で、格別な体験ができるフィンランド新婚旅行プランを教えてもらいました。
ケミで砕氷船体験!秘境ユッラス アカスロンポロと最果ての地ムオニオでオーロラ体験
「お客様のご相談内容は、『見渡す限り氷の大地をバリバリと砕きながら進む砕氷船の写真を見て、ぜひ乗ってみたいと思いました。せっかく冬のフィンランドに行くなら、オーロラももちろんみたいですし、一生思い出に残るような体験をしたいと思いました。』というご要望でした。」
「ヘルシンキからケミへ移動し、世界唯一の観光用砕氷船サンポ号に乗船。クルーズの途中にある氷海遊泳体験は圧巻。特殊なドライスーツを着て、極寒の海に入るのはなかなかできる体験ではありません。もちろん、強制ではないので、苦手な方は参加不要です。ケミではさらに“オーロラエキスプレス”に乗って、北極圏の大地を鉄道で疾走するプランも盛り込んでみました。」
「オーロラエキスプレスでユッラスへ。ここには標高718mのユッラス山を挟み、アカスロンポロとユッラスヤルヴィと2つのリゾートがあります。フィンランド有数の秘境で、小さな村なので、人工の明かりが少なくオーロラも見えやすいエリアです。
スキーリゾートとして人気があり、針葉樹林の中を進むクロスカントリーコースも充実しています。冬になると氷のホテルやレストラン、バー、ギャラリーが作られ、大変にぎわいます。」
「ムオニオはラップランドの北西部に位置し、ムオニオ川が国境になり、渡ると簡単にスウェーデンへ入ることができます。夏はハイキングや川遊び、冬はスキーやクロスカントリーが楽しめます。夜はオーロラ観測で、フィンランドの雄大な自然を体感できますよ!」
氷の海を打ち砕き、北極圏を走り抜ける、冒険心溢れる新婚旅行
ありきたりな旅ではおもしろくない。人とは違う特別な体験がしたい!そんなカップルにはぜひおススメしたいプラン。誰もが簡単に行けない秘境で、地球の美しい自然の営みを肌で感じてみてはいかがでしょうか?
フィンランドだけではなく、スウェーデンやデンマークなど、北欧の国々を周遊するプラン、バルト三国を組み合わせるなど、いろいろなアイデアが考えられます。
その道のプロに相談するのがイチバンの近道。フィンランドを含め、北欧旅行のプロフェッショナルにお任せしちゃいましょう!
フィンランド新婚旅行プランを相談したい方はこちらからどうぞ
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【フィンランド新婚旅行プラン】
■エリア名: フィンランド(ヘルシンキ・ケミ・ユラス アカスロンポロ・ムオニオ)
■テーマ:世界唯一の観光用砕氷船サンポ号に乗ってみたい!
■旅行時期: 冬
■旅行スケジュール(8日間)
1日目:ヘルシンキ着後、ケミへ移動
2日目:砕氷船サンポ号に乗船、ドライスーツを着て氷海遊泳体験
3日目:オーロラエキスプレスに乗車、ユッラスアカスロンポロまで移動し、アクティビティを楽しんだり、スモークサウナやラップランドヴィレッジでショッピングなど
4日目:ユッラスで終日フリータイム
5~6日目:ムオニオへ移動、オーロラ観測を楽しむ
7~8日目:ヘルシンキへ移動、帰着
■取材協力
アリスツアー
東京都渋谷区道玄坂1-6-6 渋谷KSビル3F
Tel: 03-5457-2310
担当コンシェルジュ: 井田 洋