真っ赤に色づいた栄養満点の収穫物が目と舌を楽しませてくれる秋。天高く馬肥ゆる秋...きっと世界共通ですね。
今日は、バルセロナの美味しい秋をご紹介します。
10月~11月、バルセロナ新婚旅行はキノコが最高グルメ!
10月から11月にかけて、バルセロナっ子のリクレーションにもなっているキノコ狩り。今年は雨の日が例年より多く、キノコがニョコニョコ顔を出しています。日曜ともなれば、近郊の山はバスケット持参の家族連れでいっぱいになります。
ハネムーンのお二人に、キノコ狩りに行きましょう!とは言いません。レストランで、是非地中海ならではのキノコ料理を味わってくださいね。
八百屋さんの店先にいっぱい並んでいるRovello(ロベリョ)は、カタルーニャのキノコの代表選手です。バルで、シンプルなパセリとニンニクのソテー”Rovellons a la prancha”を見つければ、迷わず注文!
私が大好きなCamagroc(カマグロック)は、小さいながらバターのような濃厚な味で、リゾット”Rissot de Camagroc”はクリーミーで、とろける美味しさ。レストランで見つけたら、迷わず注文!
もう一つ忘れてはいけない、これまた美味なRossinyol(ロシニョール)。肉の煮込み料理にRossinyolが入っていると、お肉が数倍美味しくなります。
キノコは、スペイン語でSETAS(セタス)。カタルーニャ語でBOLETS(ボレッツ)。レストランでキノコ料理を味わいたい時は、メニューを見せながらウェイターに「ボレッツ?」と一言聞いてみてください。
恋多き男で有名なカサノヴァやドン・ファンが好んで食したキノコは、媚薬の効果もあるとか。
美味しいキノコの夕食でロマンチックなバルセロナの夜。どうぞお幸せに。