せっかくの楽しいイタリアハネムーン。「スリ」にあうのはゴメンですよね!
新婚旅行でイタリアの都市をあちこち回りたいけれど、スリの多さに敬遠してしまう・・・という方もいらっしゃることでしょう。
今回はイタリアの安全情報として、「スリ」の手口についてお伝えします。
イタリア「スリ」の見分け方は?服装は?
イタリアでスリを行う人の多くは、東欧系のジプシー(ジンガリGINGARI)と言われます。
日本のスリのように、遠慮がちにこっそり盗みません。上記写真のように堂々と思いっきり盗んでいきます。
ジプシーの服装は特徴があり、長いスカート、長い髪の毛、浅黒い肌が定番。でも、最近では西洋人に見えるようなお洒落な服装のジプシーも多くいます。
「スリ」に狙われやすい5つの特徴!スキを見せたらダメです
とにかく、狙われてしまう方の特徴をお伝えしましょう。簡単に5つの項目にまとめてみました。
最低、この5項目だけでも気を付ければ、スリは近寄ってきません。
(1)カバンをお尻の方に向けて歩く
ショルダーバッグや腰掛カバンで、カバンを持っているという自覚がないのはダメ。
ショルダーカバンは脇にしっかりと挟む。腕や手でカバンをガードする。
(2)両手で写真を撮るなど、カバンから手が離れている
両手で写真を撮るときは、一度周りを見回し、怪しい人がいないか確認。カバンは前に向けておくこと。
(3)カバンの中が丸見え
カバンの大きさではなく、バッグの開き口が大きく、チャックなどがないタイプはNG。
開き口はしっかりチャックを締める。お財布などはさらにカバンの奥深くに収納すること。
(4)スリ集団が前から突進してきても、気が付かず普通にすれ違い、囲まれてしまう
子供を抱えた浅黒い人や、子供だけで近寄ってくる人などがいたら要注意。
道の反対側へ移る、すれ違わないように離れる。
バスや電車では、自分の後ろや周りに乗る人をチェックし、変な人が近くにいる様だったら、入り口を変える、次のバスや電車に乗るなど、警戒しましょう。
また混雑した列などに並ぶときも注意しましょう。
(5)バーなどで会計をするときに、お財布の中身が見えてる
お財布の中身は、5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ札でトータル50ユーロ以下で十分です。
100ユーロ札をお財布に入れてはいけません。
イタリア人の財布の中身は、100ユーロ札(緑)はほとんどありません。
100ユーロ分を携帯するのでしたら、50ユーロ札を2枚や、20ユーロ札を5枚など少額札で用意します。
財布の中身をチラミした時に、緑のお札が見えたら、それで狙われる対象となります。
下の写真のお財布ではスリに狙われます(緑は持ち歩かない事)。
小さな注意で、スリが近寄ってこない環境を作ってくださいね。
2014年 ローマより 桜子
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