ラヴェッロ(Ravello)は小さな街ですが、観光地としての人気は根強いです。何と言ってもアマルフィ海岸を一望する絶景にはため息がつきます。
アマルフィ海岸沿いから市バスSITAでアクセスできます。
アマルフィのバスターミナルから約30分くらいです。最初に帰りの分と2枚チケットを購入しておくことをお勧めします。
海沿い山間をくねくねと狭い道路を走行するバス。対向車とのすれ違うときのドキドキ感は、思わず運転手に「拍手」したくなるほどです。
アマルフィから半日でも十分に楽しむことができるので、是非足を運んでみてくださいね。
ラヴェッロ(Ravello)で見逃せない立ち寄りスポット3選
ハネムーンでラヴェッロ(Ravello)を訪れたら、絶対に立ち寄っていただきたいのは以下の3つ。
- チブローネ荘(Villa Cimbrone)
- アマルフィ産のレモンジャム店
- ルフォーロ荘(Villa Rufolo)
それでは順番にご紹介していきましょう。
Villa Cimbrone チンブローネ荘
古代ローマ時代の邸宅が崩壊された後、貴族家庭の農家として修復。その後、長い間廃墟と化していました。
1904年に銀行業を営むアーネスト・ウイリアム・ベケット(Ernest William Beckett)氏により、Villa(別荘)として建てなおされたチンブローネ荘。
広大な庭園にはボタニック英国調と厳格なイタリア調とを混ぜ合わせたスタイルが取り入れられたそうです。
90年代にさらに改築され、今では5つ星のホテルの設備も整い、一年を通して素晴らしい景色を楽しみながらの滞在ができるようになりました。
この海に面したバルコニーからアマルフィ海岸を見下ろす景観は、ハネムーンのお二人に絶対に素晴らしい思い出になります。花に飾られたアーチをくぐり海岸絶壁に面したこの場所からの景色を満喫してくださいね。
開放された気持ちになり恋人たちはキス写真を撮るたくなる場所です(イタリアでは恋人同士のキスはだれも不思議がらないので思いっきりどうぞ)。
アマルフィ産のレモンジャム店
アマルフィ海岸の風と太陽で育ったレモン。畑でとれたてのレモンを使ったアマルフィレモンジャムは甘酸っぱくておいしいです。
日本へのお土産に喜ばれる事間違いなし。
街歩きを楽しみながら、いろんなお店をのぞいて、お気に入りの瓶に入ったものを見つけるのも楽しいですよ。
Villa Rufolo ルフォーロ荘
こちらのVilla(大邸宅)もラヴェッロを代表する海岸絶景を楽しませてくれます。
紀元前105年古代ローマ政権のコンスル(執政官)であったプブリウス・ルティリオルフォ(Publio Rutilio Rufo)家の子孫ルフォーロ(Rufolo)家のVilla(別荘)として13世紀に建築されたそうです。
ラヴェッロ(Ravello)チェントロストリコのドゥオーモ(Duomo)の前に位置するので行きやすい場所です。13世紀に建てられた別荘はその後、所有者が何度か変わり18世紀に大改築されました。音楽界の天才「ワグナー」が、1880年にこの庭園でオペラ『パルジファル』のイメージを育てました。そのことを記念して、ルフォーロの庭園で毎年クラッシックコンサートが開かれます。
そんな素敵な庭園で新婚のお二人は何を感じるのでしょうか。
この夏は、ローマから行ける夏らしい観光地の紹介をしています。
ローマより 2016年8月 桜子
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