Bonjour!
早いもので11月に突入!Parisではゆっくりとノエルの準備が進んでいます!ノエル模様のパリレポートはまた次回♪
今日はグランパレで開催されているElisabeth Louise Vigee Le Brun(エリザベート・ヴィジュ=ルブラン)のエクスポをご紹介。Le Brunはこの時代の女性画家として唯一知られています。
有名なマリーアントワネットと子供たちの肖像画を描いたのも彼女。日本ではこの絵だけが知られていて、肝心な画家自身のことはあまり・・・ですよね。私はこれを描いたのが女性ということさえも、実は今まで知りませんでした!
このマリーアントワネットの肖像画は、とても本人に似て描かれていたのでアントワネットが気に入ってオフィシャルな肖像画として認められたそう。
でももしこれが本人に似ていたとしたら・・・アントワネットって実はブスだった??(笑)
王家のお抱え画家ということで、フランス革命後は12年間もの間フランスを離れつつ、イタリアやスイス、ロシアで画家としての活動を続けます。
女性らしい柔らかなタッチと、人物の表情を優しくとらえるテクニックは見ていてとても癒されます。
このエクスポは来年の1月11日までグランパレで開催。この時期にパリいらっしゃるなら是非見ていただきたいエクスポです!
美術鑑賞後は、素敵なカフェ「ミニパレ」で一息
そしてグランパレのエクスポの後におススメなのは、お隣のミニパレのテラスでのティータイム。テラスはこんなに素敵なので、レセプションで「テラス席!」とリクエストしてくださいね。
目の前にあるプティパレが照らし出されるのを見届けて外にでると・・・
そこにはアレキサンドル3世橋。遠くに見えるエッフェル塔を見ながら・・・お散歩です。
素敵なパリの一日を!!
<Information> グランパレ Le Grand Palais
http://www.grandpalais.fr/
3, avenue du Général Eisenhower 75008 Paris
開館時間:10時~22時、火曜、1/1、12/25休館
最寄り駅:メトロ1、9、13号線「シャンゼリゼ クレマンソー」駅
グランパレは、シャンゼリゼ通りとコンコルド広場の間にあり、1900年に開催されたパリ万博のメイン会場として建設されました。丸屋根と独特のホール、19世紀末の特徴的なスタイルが目につきます。1964年に「グラン・パレ・ナショナル・ギャラリー」が誕生して以来、国際的な大規模展覧会場に。芸術の国フランスならではの、質の高い展覧会を次々と企画・開催しています。
ハネムーンでパリにお越しの時は、どんな展覧会が開催中かチェックしてみては?美術館では出会えない、フランスの芸術に触れることができますよ!