1万8千以上の島々が赤道をまたがるように広がるインドネシア。
約490もの異なる民族が暮らすインドネシアでは、ひとたび別の島へ渡ると、違う国かと感じてしまうかもしれません。
1万8千以上の島々が赤道をまたがるように広がるインドネシア。
約490もの異なる民族が暮らすインドネシアでは、ひとたび別の島へ渡ると、違う国かと感じてしまうかもしれません。
世界から注目を集めるバリ島。プール付きのプライベートヴィラに泊まって、スパ三昧がハネムーンのお約束。
世界三大仏教遺跡のひとつ「ボロブドゥール」、ジャワ建築の先香傑作「プランバナン寺院群」。そしてジャワ原人の化石もここに!
希少な動植物の宝庫、スマトラ島や第二のバリ島といわれるロンボク島など、多彩な島がいっぱいあります。
インドネシアは主要な5島と中規模な群島を含め、約18,000以上の島々から成り立っています。そのうち、およそ9,000の島々に約490の民族が暮らし、それぞれ独自の文化や芸術などを継承しています。
多様な民族にであうことは、インドネシアを旅する楽しみのひとつ。バリ島をはじめ、島ごとに違う景観や歴史、自然などを体感してみませんか。
インドネシアで最も有名なビーチ・リゾート。ジャワ島のすぐ東に浮かび、バリ・ヒンズーに基づく独特な信仰が生活に息づく「神々の島」としても知られています。美しいサンセットで知られるクタやサヌール、ヌサ・ドゥアなどのビーチ・リゾートの他、山のリゾートとしてウブドも人気を集めている。
インドネシアの政治・経済の中枢といえばジャワ島。100万年前のジャワ原人に起源を発し、ヒンズー系民族の移住、ヨーロッパや中国文化の影響などを受けながら、独自のブダヴィ文化を築きあげました。ウジュン・クロン国立公園は世界遺産に登録され、絶滅に瀕したジャワサイやワニ、水牛などの野生生物の生息地としても知られています。
世界第6位の免責を誇るスマトラ島。島の北西部から南東まで広がるブキット・バリサン山脈には、1万種といわれる植物が生息する熱帯雨林です。絶滅危惧種であるスマトラトラやスマトラゾウなど希少な生物が生息しています。大多数がイスラム教徒で、バダン料理発祥の地でもあります。
カリマンタンは世界で3番目に大きな島、ボルネオ島の2/3を占めています。オラウータンをはじめとする野生動物も多く生息し、200を超える先住民たちが暮らしていることでも知られています。バリト川沿岸に栄えた古都「バンジャルマシン」は、東洋のベニスと呼ばれ、水上ハウスや水上マーケットなどが立ち並びます。サマリンダを起点にマハカム川では、2階建てのボートで川下りが楽しめます。
インドネシアのほぼ中央に位置し、赤道直下に浮かぶ島。周辺海には素晴らしいサンゴ礁と多様な海洋生物が生息し、豪快なドロップオフや深海の峡谷や渓谷などダイビングに魅力的な条件がそろっています。世界最小の猿タルシウスや絶滅の危機に瀕しているバビルサ、化石魚として有名なシーラカンスの生息地としても有名です。
バリ島の東約50kmにあるロンボク島は、ホワイトビーチが広がる楽園。第二のバリ島として観光開発が進められています。内陸部には3,000m級の山がそびえ、緑の棚田や熱帯雨林などがあるため、トレッキングもおススメ。ササック人やバリ人、アラブ人、中国人、ブギス人、ジャワ人が住むロンボクでは、ヒンズー教とイスラム教の儀礼が共存した独自の文化を形成しています。
ヌサ・トゥンガラとは「南東の島々」という意味で、大小約1,000の島々からなる諸島です。サーファーの聖地といわれるスンバワ島は、イスラム教徒が多いことで知られています。コモドオオトカゲでおなじみのコモド島は、周囲に浮かぶリンチャ島とバダル島とともに、国立公園に指定され、世界自然遺産に登録されています。
[写真提供:インドネシア共和国観光クリエイティブエコノミー省]
インドネシアへのハネムーンで一番人気はやはりバリ島。アジアのビーチリゾートがお手本とする、ホスピタリティあふれるラグジュアリーな滞在が楽しめるとあって、日本のみならず、世界中から注目を集めています。
バリ島だけの滞在であれば、4泊6日で1人だいたい20万円程度。バリ島と合わせてジャワ島で、世界遺産巡りなどを楽しむならプラス5万円ぐらいを考えておくといいでしょう。
最近注目を集めているのがカリマンタン島で楽しめるスターベッド付きのジャングルクルーズ。ボートの上に設えたオープンエアのベッドで、星空を眺めながらの宿泊は、アドベンチャー好きのカップルにおすすめです。ジャカルタでボロブドゥール遺跡観光も楽しむプランで5泊7日、1人25万円前後。
コモドオオトカゲで有名なコモド島を訪れるなら、バリ島と拠点にいくオプショナルツアーが便利です。費用は日帰りでプラス9万円前後。
第2のバリ島として注目を集めるのがロンボク島。飛行機でジャカルタから約2時間、バリ島から約40分のところにあります。
海の透明度が抜群で、ダイビングやシュノーケーリング、サーフィン好きにはおすすめのリゾート。バリ島は行ったことがあるというカップルにおすすめです。
ハネムーン向きのラグジュアリーホテル4泊6日で1人20万円から。
インドネシアの場合、バリ島以外はパッケージツアーがほとんどないため、オリジナルプランになります。もちろん、バリ島との周遊プランもできますので、ハネムーンコンシェルジュに気軽に相談してみましょう。
日本とジャカルタまでの直行便、羽田発はガルーダインドネシア航空が1便、全日空が2便、毎日運航しています。成田空港は日本航空が毎日2便、全日空が1便運航中。行きは8時間前後、帰りは7時間前後のフライト時間です。
ジャカルタまでは午(夕方着)前と夕方発(深夜着)便があるので、比較的短い日数でも大丈夫。忙しくて長い休みがどうしてもとれないカップルなら、3泊5日でも比較的余裕があります(バリ島の旅行日数についてはこちらを参照してください)。
ジャワ島以外の島(バリ島やカリマンタン島、ロンボク島など)を周遊する場合は、6日間~7日間ぐらいをみておきましょう。
格安で行きたいとなると、乗り継ぎ便やLCC利用。最安値は中国国際航空で乗り継ぎ2回、約17時間以上のフライトになります。
乗り継ぎ1回ならチャイナエアライン。台北経由なので、台湾との周遊で楽しむというのも手です。旅行日数に余裕があるカップルならお得かもしれませんね。
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年間を通じて気温変動が少ないインドネシア。気候のいい時期というのは特にありません。雨が少ないのが5月から10月。雨が多いのが11月から4月の2シーズン。雨が多い雨季で年末年始を除いた12月から1月、2月、3月上旬ぐらいが旅費の底値になります。
国民の9割がイスラム教徒というインドネシア(ただし、バリ島はほとんどがヒンドゥー教徒)。
イスラム教のラマダーン(断食)やレバラン(長期休暇)は、街中の屋台や飲食店が休業することが多いです。また、外国人向けのレストランでも、表立ってビールなどを出せないため、ティーポットなどで提供されることも。
外国人であっても、人前で飲み食いを控えたほうがいいので(人前で水を飲むのは失礼)ちょっと気を遣います。
ラマダーンは毎年時期が変わるので、旅行の日程を考える際は、ハネムーンコンシェルジュに相談しておきましょう。
世界遺産見学や街歩き、マリンスポーツを楽しみたいなら、雨は少ない方がいいですよね。サーフィンなら6月から8月がいい波に乗れそうです。
人気のバリ島は7・8月が最も涼しくなる人気シーズン。値段が高い時期ですが、夏休みを利用してハネムーンを考えているカップルは狙い目かもしれません(バリ島のベストシーズンについてはこちらを参照)。
インドネシアはバリ島も含め、熱帯性気候なので、1年を通じて平均気温は25℃を超えます。基本的には夏服でOKですが、ビーチリゾートでは日焼け止めや帽子、サングラスは必需品です。また、店内の冷房対策として薄手の上着は用意しましょう。
ただし4月から9月の乾期、特にバリ島のウブドなど内陸部は、昼と夜の気温差が大きいので、ディナーなどに出かけるときは上着があったほうが安心。また逆に雨期は猛烈なスコールに見舞われることもあるので、着替えを多めに用意しておきましょう。
高級レストランでもドレスアップは不要ですが、短パンやサンダルは避けて。
寺院や祭礼の時は服装に注意。肌を露出しすぎない服装ででかけるか、肌を隠せるストールや薄手の上着などを用意することです。また、短パンは避けて長めの丈のスカート、もしくは、パンツがベスト。
バティックやサロンを貸し出してくれる寺院もありますが、お土産に1枚、購入しておくと、冷房対策にもなるのでおすすめです。
ボルブドゥール遺跡は長い急な階段を上るので、サンダルではなく、スニーカーで。
ジャカルタの中心地という好立地で、美しい夜景が楽しめる5つ星ホテルといえば「グランドハイアットジャカルタ」。レストランへ行くのも、ショッピングモールへ行くのも便利な場所にあります。
最上階のスカイラウンジバーでロマンティックなひとときを楽しんでみては?
サービスやホスピタリティの高さでは「リッツカールトン」。ジャカルタに2つあります。値段は高くなりますが、セキュリティの高さを考えると、安心してハネムーンを満喫できますね。
カリマンタン島は、ボルネオ島のインドネシア語読み。マレーシアを代表するビーチリゾート、コタキナバルもボルネオ島です。
「アストン バリクパパン ホテル アンド レジデンス」は、空港にほどちかく、ショッピングモールやビーチもすぐそば。立地の良さでおすすめです。
もう一つ「グランド ジャトラ ホテル バリクパパン」も空港から約15分とアクセス便利な4つ星ホテル。屋外プールやスパ施設などが充実しているので、ゆったりと滞在できます。
アクティブ派のカップルにおすすめはボート宿泊。野生のオラウータンを求めてジャングルの中をクルーズし、夜は星空を眺めながら眠れるスターベッドを楽しめます。
外で寝るのはちょっと…という場合は、船内にある寝室で休むこともできるのでご安心を。
第2のバリ島にふさわしく、高級リゾートが続々登場。ヴィラ滞在が楽しめるのが「ザ・チャンディ・ブティック・リゾート」。ビーチフロントなので、オーシャンビューのお部屋もあります。
アメニティがエルメスというラグジュアリーなホテルが「ザ・ロウボック・ロッジ」。ヴィラステイも可能で、眺望のよいレストランで、おいしいディナーを楽しんでみては?
ちょっとタイの雰囲気が漂うのが「ホテル・トゥグ・ロンボク」。静かな環境でゆつたりと滞在できます。敷地内ならどこでも食事が楽しめるので、ハネムーンらしくビーチがガーデンなど、ビーチリゾートらしい場所をリクエストしてみましょう。
オランダからの独立運動に大きな足跡を残したスカルノ大統領(第3婦人として有名なのがデヴィ婦人ですね!)。1945年に大統領が読み上げた手書きの「独立宣言文」が収められているのが「モナス独立記念塔」の博物館です。高さ132mの塔頂上には、純金でつくられた燃える炎のオブジェが掲げられています。
そのオランダ統治時代の名残を見に行くならコタ地区へ。駅前に建つインドネシア銀億博物館には、インドネシアの金融に関する展示があります。さらにファタヒラ広場へ足を運ぶと、カラフルなレンタサイクルがあったり、オランダ風の石造りの街並みや美しい運河が残され、異国情緒たっぷりの街歩きが楽しめます。
コモド島までいってる時間がない!というカップルには「ラグナン動物園」がおすすめ。コモドドラゴンはもちろん、オラウータン他、295種類の動物が飼育されています。インドネシアの多彩な民族の暮らしを体感できるテーマパーク「タマンミニ・インドネシア・インダー」も楽しめますよ。
ジャワ島中部にある古都ジョグジャカルタ。インドネシアでは唯一、旧王家の王の存続が認められている特別州で、バリに次ぐ人気の観光地になっています。
最も有名なのが世界最大級の大乗仏教遺跡「ボロブドゥール遺跡」。美しく見ごたえのあるレリーフや編み目状のストーパ(仏塔)が大迫力で迫ってきます。幻想的なサンライズツアーもおすすめ。
もう一つの世界遺産が「プランバナン寺院」。ヒンズー教寺院群で、夕暮れ時が特に美しいと人気です。
かつては王族だけしか入ることが許されていなかった水の王宮「タマンサリ」。ジョグジャカルタ王宮(クラトン)の離宮としてつくられたもので、美しい庭園では、かつての王族がガムラン音楽の演奏会やジャワ伝統舞踊楽しんだそう。
全長3m、体重150㎏を超える肉食のトカゲ、野生のコモドドラゴンが生育するのが「コモド国立公園」。世界遺産に指定され、絶滅危惧種になっているコモドドラゴンを保護しています。ガイド付きのトレッキングツアーに参加しましょう。
また、コモド島には、赤サンゴや白い砂がまじりあってできたピンクサンドビーチも!ハネムーンの思い出にぜひ、撮影におとずれてみては?
インドネシアで最も好まれているのが「パダン料理」。西スマトラ・ミナンカバウ族のスパイシーで激辛料理です。最も有名なのがでデデンバカド(Dendang Bakado)。辛いソースに付け込んで焼いた牛肉料理です。
首都ジャカルタでは、中華とミックされたたインドネシア料理が主流。ナシゴレン、ガドガド(温野菜サラダ)、クロゥパット(ちまきのようなもの)、サテ(焼き鳥)が有名です。
ジャカルタ・スナンスナンで人気の「プラタラン・メンテン」。庭付きの一軒家でインドネシア料理を楽しめます。もう一つ、スナンスナンでおすすめなのが、ザ・プラザ46階にオープンしたばかりのステーキハウス「アルティティード・グリル」。魚や鳥、豚肉も選べます。
ジャカルタ市内にあるバリ風の内装が素敵な「ララ ジョングラン」。洗練されたインドネシア料理が楽しめ、おしゃれな雰囲気でくつろげます。
インドネシアは世界有数のコーヒー豆の産地。インドネシアを代表するカフェ「アノマリコーヒー」は、インドネシア豆を使ったカフェとしてジャカルタに4店舗、バリ島に2店舗あります。1杯ずつていねいに豆を挽いてから入れるので薫りがふっくら。
圧倒的に甘いインドネシアのスイーツですが、現地のコーヒーと一緒ならいけそう。定番スイーツのピサン・ゴレン(バナナのフリッター)や、インドネシア風パンケーキ、スラビと一緒にいかがですか?
ジャカルタNO.1の人気を誇るショッピングモール。グランドハイアットに隣接して建っています。オメガやベルサーチ、ブルガリ、グッチと高級ブランド店がずら~り。1店舗1店舗もゆとりの広さでゆったり買い物できます。スーパーや酒屋、薬局などなんでもあり。レストランには日本食もあり、ホームシックに掛かったらぜひ、足を運んでみてください。
日本人が多く集まるのが「プラザスナヤン」。ジャカルタ最高級モールといわれるのが「パシフィックプレイス」。町の喧騒を離れ、落ち着いた雰囲気で買い物を楽しめます。
ジャカルタのおしゃれエリアとして有名なセノパティ。路面店が立ち並び、おいしいコーヒーが飲めるカフェやレストランもたくさん。かわいい雑貨やスイーツの店など、インドネシアの今に出会えます。
インドネシア雑貨ファンならぜひ足を運んでほしい「パサラヤ」。日本人街として有名なブロックMにあります。ろうけつ染のバティック、アタで編んだバッグ、銀細工のジュエリーなど、インドネシア物産館のようで見てるだけでも楽しめます。
バラマキ用お土産の救世主といえばスーパー。カカオ豆生産地として有名なインドネシアですから、お土産はやっぱりチョコレートやコーヒー。最も高級とされるコピルアク。アチェガヨやトラジャもお値段高めですが、おいしいコーヒー豆です。
インドネシアで最も大きな国際空港は、ジャワ島のチェンカレンにあるスカルノハッタ国際空港です。首都ジャカルタから約35㎞離れています。市内へはタクシーかエアポートバス。渋滞があるので、30分~1時間の所要時間になります。日本からはガルーダインドネシア航空、全日空、日本航空が直行便で結んでいます。
また、バリ島の玄関口はングラ・ライ国際空港(通称バリ国際空港・デンパサール国際空港)になります。
日本からバリ島への直行便は、ガルーダ・インドネシア航空と2017年よりエアアジアXが就航。成田空港と関西空港からは毎日1便出ています。または羽田空港からも毎日、ガルーダ航空が飛んでいるのでとても便利です。
成田・関空からの直行便はいずれも午前発で、約6時間半のフライトの後、夕方現地到着。時差も1時間だけなので身体への負担は比較的少ないほうです。
日本の地方都市からは、日程は制限されますが、成田や関空を経由するよりシンガポール航空や大韓航空を利用して、シンガポールやソウル経由で1回乗り継ぎのほうが運賃を抑えられることもあるようです。日程に余裕があるときや、経由地での観光なども含める場合には検討してみてもいいでしょう。
各島への移動は飛行機が便利です。ジャワ島内では鉄道で移動も可能ですが、本数は多くありません。バリ島内では主要観光地を結ぶシャトルバスが運行されています。レンタカーもありますが、未舗装の道や交通渋滞など、交通事情がよくないので、運転には注意が必要です。
インドネシアのジャワ島、バリ島(デンパサール)から入国する場合はビザ取得は不要。パスポートの有効期間が、入国時に6カ月以上残っていて、空白ページが十分あればパスポートだけでOKです。新婚旅行の場合、31日以上滞在することはあまりないので、便利ですね。
ビザが免除されるのは、日本や米国、オーストラリアなどの169か国。もし、ご主人が外国人でということであれば、免除対象国に含まれているか確認しておきましょう。
※ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがあるので、必ず大使館、領事館または旅行会社で確認するようにしてください。
現地の通貨はルピア(Rp.)です。25~1000ルピアの硬貨と500~10万ルピアの紙幣があります。桁数が多いので混乱しますが、0を2つとった金額が日本円と同じぐらいの価値と覚えておきましょう。
両替は空港や市内の銀行、両替所、ホテルなどでできますが、両替でのトラブルが多いといわれていますので大手の両替所で両替し、間違いがないかその場で確認するようにしましょう。
ルピアは日本に持ち帰っても両替できないので、現地で使い切るように。ただし、出国時に出国税150,000ルピアが必要なので、その分は残しておくようにします。
なおホテル代、スパなど、米ドルで支払う場所があるので、必要分の米ドルを日本で両替して持ってゆくと便利です。ただし米ドルからさらにルピアへの両替はレートが悪くなるので、あくまでも必要分に止めておいたほうがよいでしょう。
南部のリゾートエリアはちゃんとした店であればたいていクレジットカードが使えますが、その他の地域では使えない場所も結構あります。目当ての店があるときは事前に確認しておきましょう。
なお原則としてチップの習慣はありませんが、タクシーなどは少額のつり銭は受け取らないのが慣例です。そのほかホテルで荷物を運んでもらったり、サービス料を取らないレストランなどでは感謝の気持ちをチップにするとよいでしょう。相場としては料金の5~10%程度です。
インドネシアに免税で持ち込めるのは、紙巻きたばこ200本または葉巻50本またはその他のたばこ製品100グラム以内、アルコール飲料1リットル以内、個人で使用する分の香水、その他250USドル以内の個人用の物品などとなっています。
持ち込みが禁止されているのは、麻薬類、小火器、武器、弾薬、爆発物、ポルノグラフィ、向精神薬などです。税関申告書に書かれていますので、確認しましょう。
特にバリ島などは比較的に治安はいい方ですが、スリや置き引き、夜間の外出は控えるなど、海外旅行で基本的な注意事項は守るようにしてください。
ジャカルタ市内ではタクシー強盗が頻発。ショッピングモールやホテルなどでは、比較的に安全といわれているタクシー会社(シルバーバード、ブルーバード)を利用するようにしましょう。深夜に流しのタクシーを利用するのは大変危険なので利用厳禁です。
空港から乗ったタクシーで法外な料金を請求される例もあります。
ひったくり、スリ、置き引きも頻発しています。特に貴重品やスマホはバッグの奥に入れるなど目につかないように。歩きスマホなどはもっての他です。
スキミング被害も多いので、ATMは銀行内のものを利用するか、周辺に不審物が取り付けられないかを確認してから利用しましょう。
また、バリ島のサカ歴で正月にあたる「ニュピ」は、観光客も24時間外出することができないので、ご注意ください。
電圧は220V/50Hzで、プラグは2つ穴タイプが一般的です。日本の電化製品を使用する場合は変圧器が必要です。
レストラン等で氷の入った水を飲まないように注意。氷を飲料水でつくっていないのがほとんどなので、氷はだめです。必ず市販のミネラルウォーターを購入しましょう。
屋台なら衛生面をよく見て、なるべく繁盛している店を選びます。特にチフス菌が多く、お腹の弱い人は注意です。果物以外は火を通していないものは食べないこと。
インドネシアの9割がイスラム教徒なので、ほとんどのインドネシア人はアルコール類や豚肉を口にしません(バリ島はヒンドゥー教なので豚肉を食べます)。
左手は不浄とされているので、左手を使ったものの受け渡しは厳禁です。
また、蚊を媒介してデング熱やマラリアに感染する可能性があります。山やジャングルなどを訪れる際は、肌の露出を控えた服装で虫よけスプレーを使いましょう。
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